お疲れ様です。ゆとひとです。
9月初旬あたりからTwitterで見かけることが多くなり、何やらお祭りのような楽しい様子。戦国武将たちがやたら、築城!築城!と騒いでおります。
Tierionってどんなシステムなの?

データをブロックチェーンとリンクさせて「整合性」と「タイムスタンプ」を証明する、らしいです。
リンクしたデータは何日の何時に作成された、Ver○○だよ、ということですね。
私は、リポジトリのブロックチェーン版と考えたのですが、もっと汎用的な使い方が出来るようです。
例えば、
・領収書データ
・契約書データ
・誓約書データ
等々をTierionのブロックチェーン上にリンクする。これによって、改ざんが防げるということですね。Tierionのブロックチェーン=「チェーンポイント」と呼ぶようです。
ふと思いつきました。
親戚にお年玉を貰って、お母さんに預けたら、必ずTierionにリンクしておきましょう。絶対。
対応OSは、MACとLinux ubuntuです。
総発行量は、10億TNT
通貨の用途内訳は以下の通りです。
35%=トークンセールでの販売分
35%=ノードのリワード分
29%=Tierionの保有分
1% =トラブル対応用
ICOで注目され、約2500万ドル(25億円)集めた
大手企業では、マイクロソフトとフィリップス社が提携しているようです。
また、Ethereumを開発したヴィタリックも投資しているようです。
大手取引所はYobitへの上場が初

それまでは以下でしか買えず、流動性はまだ高くない。
・Liqui(マイナー取引所)
・HitBTC(マイナー取引所)
・EtherDelta(分散型交換所)
ノードを建てることができるらしい

ノードを建てて条件をクリアするとリワード(報酬)が貰えるようです。
<条件>
・リワードは約6500TNT(200日毎に20%ずつ減少)
・初期費用2500TNTが必要
・ウォレットに10800クレジット(=54TNT)入れること
・リワードの配布は8年間
ノードをたくさん建てれば、それだけリワードが当選する可能性は上がります。現状の全体のノード数から当選確率を算出してくれている方もいます。
しかし、参加者が増えれば当選確率は下がりますので我先にと、築城(ノード建て)ラッシュが起こっているようです。
今後の値動きについて

ICO時 1TNT ≒ 0.2ドル(20円)
9/23 1TNT ≒ 0.096(10円)となっています。
ICOの価格割れ半額程度です。まだICOから1ヶ月ほどしか経過していませんから大手取引所への上場は数ヶ月〜1年ほどの待ちとなるでしょうか。
ノード建ても加熱してきていますので、現在の約10円は買い時かな?と個人的には思っています。
短期的には、poloniexやbittrexなどの大手取引所への上場での高騰に期待です。
また、ノード建てのクレジットに利用されたTNTはバーン(焼失)していくため、流通量が減り、希少性が高まっていくとのことです。=長期的にジリジリと価格は上がる。
あとは製品の実用化についてですが、日本語の情報は見つけられませんでした。(9/23)telegramやslackにはコミュニティがあったりするとは思いますが・・・。
という感じでギークな方々に人気のある仮想通貨です。
個人的には、ノード建て面白そう。bittrexに上場で10倍くらいならありえそうなので、楽しみですね!
リワードが大幅減に!(9/27追記)
TNTへの参入を考えていろいろ調べている最中でしたが、なんとノードの構築が想定以上の量、スピードだったため、公式からリワード減、初期TNTを引き上げする予定の告知が!
さらにメモリ要件なども厳しくなり、実質リワードでの黒字化は難しくなりました。
TNTノード築城のパイオニア的存在であった織田弾正忠信長クリプトさんはクレーマーの攻撃を受けて、ブログを削除。悲しいです。
SNSの発展のおかげで色々な情報を得ることが出来る様になったのは嬉しいが、自分の行動の責任を自分で取れない稚拙な輩も発言力を持って世の中に出て来てしまっている。
技術は性善説で動いてる。でも、実態は違う。悲しいです。
では!