お疲れ様です。ゆとひとです。
仮想通貨マイニングに興味がある人にオススメしたいのが、monacoinマイニングです。世界的にはビットコインやイーサリアムが人気ですが、既に十分過熱していますし、個人で始めて採算を取るには難しいです。
monacoinならまだ今日から始めれば黒字で運営できる範囲内です。日本で生まれた背景もあって、世界では浸透していませんし、まだまだ成長する見込みがあります。
マイニングで掘ったmonacoinは日本の取引所bitbankで売却することで日本円に替えることが出来ます。
monacoinを扱うなら、bitbank一択ですよ!
必要なPCパーツ
GPU
:GeForce GTX1080
GTXをご利用の方向けの説明になります。
後述のリンクにありますが、GTX1080が一番費用対効果が高いようです。
電源
:Corsair RM750x PLUS GOLD
PCを24時間稼働させるので電源は安定したものが良いです。
Corsair RMシリーズは安定感で評判が良いです。
1.まずは財布(ウォレット)をPC上に作ります。
monacoinの公式サイトからウォレットをダウンロードしましょう。
https://monacoin.org
Winsowsの方は一番左上の「Windows 64bit」を選びましょう。

ウォレットのインストールが完了したら、ウォレット名(いわゆるログインID)とパスワードを設定します。パスワード生成はこちらのサイトを使うと便利です。私は最強レベルで20桁のパスワードを生成しました。
www.luft.co.jp
2.マイニングプールに登録しましょう

https://asicpool.info/index.php
右上の「Signup」からアカウントを作成しましょう。
マイニングプールというのは個人マイナーが集まってみんなで仮想通貨を採掘しましょう、そして掘り当てた分は山分けです。というサービスです。
ソロで掘り当てられれば、掘った分は独り占めなのですが、個人の小さな採掘力では数日〜数ヶ月にわたって掘れない場合が多いですが、マイニングプールなら毎日コンスタントに山分けを得ることが出来ます。

My Workers > Add New Workerから自分のワーカーを設定しましょう。
Worker Nameは英数字が良いようです。日本語(2byte文字)は不具合が起こる可能性があるため避けましょう。
Worker毎にハッシュレート(採掘力)を管理するため、パソコンが2台以上ある方はWorkerも2つ作成して管理した方が良いようです。

Payment Addressに受け取り用のMonacoinのアドレスを設定しましょう。ウォレットで確認できます。

また、Automatic Payout Thresholdに自動出金するMONAの単位を設定しましょう。私は100MONAにしています。出金には0.01MONAの手数料が掛かります。
3.CUDA環境を設定する

NVIDIA公式サイトからツールキットを導入しましょう。
CUDA Toolkit Download
https://developer.nvidia.com/cuda-downloads
ちなみにCUDAって何よ、って思ったのでGoogleに聞いてみたら、並行演算するための基盤ソフトだということでした。マイニングは暗号計算を並行演算するので、CUDAが必要だよってことですね。

4.マイニングソフトをダウンロードする
askmona.org
変更点(v2.2-tpruvot⇒v2.2-mod-r2)
・ソロマイニングができるように変更
・これまで改良し続けたLyra2REv2アルゴリズムを継承(Lyra2RE,neoscryptはv2.2-tpruvotで取り入れ済み)
・CUDA Toolkit 9.0に変更
・開発環境をVisualStudio2017に変更(これに伴い、一部libを変更)
・linux環境ようにMakefile.amを修正(未検証)
・バイナリはCUDA8(2.2-mod-r2.binary.zip)、CUDA9(2.2-mod-r2-CUDA9.binary.zip)の2種類
https://github.com/Nanashi-Meiyo-Meijin/ccminer/releases/tag/v2.2-mod-r2
2017年8月現在は上記のAskMona(Monacoin用の技術掲示板)で公開されているものが最新版のようです。他サイトのリンクには古いバージョンのものもあり、ハッシュレートが低くなってしまう場合もありますので、ご注意ください。
ちなみに上記リンクは「高速化Part3」のスレッドですが、Part2では省電力化したバージョンも公開されています。遅延したブロックの採掘を放棄することによって、無駄な採掘をしない(効率悪いタイミングではサボる)という方式のようですが、あまり推奨はされていませんので自己責任で探してみてください。
私は導入していませんが、導入したい方はご相談ください。
5.マイニングソフトがASICPoolにログイン出来るように設定する

ダウンロードしたマイニングソフトの「LYRA2REv2-START.bat」をメモ帳などで編集します。「rem プールマイニングの場合」って書いてある一行下(二行目)を書き換えます。
ccminer.exe -a lyra2v2 -o stratum+tcp://stratum.asicpool.info:2102 -u Weblogin.WorkerName -p WorkerPassword
webloginをユーザーネームに
Workernameをワーカーネームに
WorkerPasswordをワーカーパスワードに
それぞれ変更し、上書き保存します。
また、「2102」という数字ですがこれはマイニングプールのポート番号です。ASICPoolでは、ハッシュレートの階級別にポート番号を分けており、ちょうどいいDifficulty(難易度)の計算が割り当てられるように設定されています。
ポート番号の目安はASICPoolの「Getting Started」に記載されています。
私の場合、GTX1080は47~51MH/sなので、「2103」に設定しています。

当初は初期設定の「2102」にしていたのですが、ASICPool上のハッシュレートが少し低くなってしまう、空振りが多い、という問題があったため、「2103」に変更しました。
自分のハッシュレート(採掘力)はこちらの記事を参考にしてみてください。
netank.net
6.LYRA2REv2-START.batを実行!

画像のようなコマンドプロンプトが表示され、緑文字で「yes!」と書いていれば、マイニング成功です。あとはASICPool上で、どのくらい掘れているのか確認しましょう。
Dashboardでハッシュレートが確認できます。

Poolで1日に大体どのくらい掘れるのかが確認できます。
私は「shidoma2622」なので1日3.2monaくらいですね。今日はmonaの価格が上がっており、Difficultyの上がっているので掘るのが難しくなっています。1日3~6くらいで推移してます。

今までに掘った分はEarningsで確認できます。

7.日本円へ交換するには取引所で売却する
繰り返しになりますがmonacoinを扱うなら、bitbank一択ですよ!
いかがでしょうか?ぜひ、本日からMonaマイニング始めてみましょう!
※追記
マイニングの難易度(Dificulty)やレートのバランスで収益性は日々変化しています。モナコインチャートで最新の状況を確認しましょう!
では!